- 音声出力端子
- ミキシング端子
- ACアダプタ端子
- 接続コネクタ
- ディスクトレイ
- インジケーションランプ
- ヘッドホンコード掛け
メガドライブで大容量ゲームソフトが遊べる
パワーアップ周辺機器。
メガドライブ、メガドライブ2に接続することにより、CD-ROMソフトで遊ぶことができる、ハード性能を拡張させる周辺機器。メガCD専用にCPUを搭載することで、画像の回転・拡大・縮小がハードウェア側で処理できるようになった。
ハード登場時からソフトライセンシーも本格参入し、長編RPGやアドベンチャーゲームも多数登場。大容量を活かした画面描き換えによるアニメーションや動画圧縮技術を用いた作品も登場し、現在では定番となった“オープニングムービー”などの基礎を作り上げた。
型番 | HAA-2910 | ||
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CPU | 68000(12.5MHz) | ||
メモリ | RAM | 6Mbit | (プログラム、ピクチャーデータ、サウンドデータ) |
512Kbit | (PCM波形用メモリ) | ||
128Kbit | (CD-ROMデータキャッシュメモリ) | ||
64Kbit | (バックアップメモリ) | ||
BOOT-ROM | 1Mbit | CDゲームBIOS CDプレイヤーソフト CDG対応 |
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サウンド回路 | PCM音源 | ステレオ8チャンネル サンプリング周波数 最大32KHz |
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D/Aコンバータ | 16bit D/Aコンバータ 8倍オーバーサンプリングデジタルフィルタ内蔵 PCMとCDの音をミキシング、またミキシング端子とのミキシングも可能 |
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音声特性 | 周波数特性 | 20Hz~20KHz | |
信号対雑音比(S/N比) | 80dB以上(1KHz)(LINE OUT) | ||
ダイナミックレンジ | 90dB以上 | ||
バックアップ用 2次電池 |
バックアップ期間 約1ヶ月 | ||
CD-DRIVE UNIT | CD直径 | 12cmおよび、8cm | |
回転方向 | 反時計方向(読み取り面に対して) | ||
アクセスタイム | 最内周より最外周まで最大1.4sec 1/3ストローク最大 0.8sec |
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音声出力 | LINE OUT RCAピンジャック×2(L/R) | ||
音声入力 | MIXING ステレオミニジャック | ||
電源/消費電力 | 専用ACアダプタ(DC9V 1.2A)/ 10W | ||
電源/消費電力 | 専用ACアダプタ(DC9V) / 約13W | ||
外形寸法 | 301(W)×212.5(D)×112.5(H) mm | ||
付属品 | ACアダプタ、取扱説明書、ジョイントスチール板、取り付けネジ |
電源投入時に表示される「ブート画面(起動画面)」はマスターシステムで初登場(カートリッジを装着せずに電源を入れた時はスペースハリアーのBGMが流れる)し、メガCD以降メガCD2、セガサターン、ドリームキャストと継承されていく。
とりわけメガCDでは大容量のCD-ROMソフトで遊ぶことが出来るだけでなく、画像の回転拡大縮小機能やPCM音源を追加しメガドライブをパワーアップすることができたため、CD-ROMを挿入してもスタートボタンを押すまでは画面内のメガCDロゴが回転するデモを眺めることができる。メガCD2のブート画面はソニックが登場し、そのまわりをメガCD2ロゴが飛び交うものに変更された。
ちなみに北米ではメガCDではなく「SEGA-CD」という名称で発売された。
メガCDの外箱は、メガドライブにあわせて本体写真の背景に格子状に線が引かれ、裏面には機能の紹介とメガドライブとの接続方法が書かれている。
メガドライブやゲームギアに“プラス1パック”が登場したように、メガCDでもゴールデンアックス、ストリート・オブ・レイジ(海外版『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』)、コラムス、ザ・リベンジ・オブ・シノビ(海外版『ザ・スーパー忍』)が収録されたゲームソフト『SEGA CLASSIC ARCADE COLLECTION』とセットになったタイプも登場した。
メガドライブとメガCDは、付属のジョイントスチール板を取り付けネジで固定して接続する。
メガドライブにメガCD2を接続したり、逆にメガドライブ2にメガCDを接続することも可能。
下の画像クリックで拡大表示されます。
※パンフレットに記載されている価格・問い合わせ先等は当時のものです。
メガドライブの高性能はCD-ROMをここまで新化させた。
未来に完全対応できる新世代ゲームマシンMEGA-CD誕生
MEGA-CDはメガドライブ専用として開発されたCD-ROMプレーヤーです。
16bitCPUを初めて搭載し、業務用マシンに迫る高性能で他を圧倒するメガドライブに、時代が生んだ新しい記憶媒体CD-ROMシステムをドッキング。2つのマシンの融合で、家庭用ゲーム機の新しい時代の扉を開く最強のシステムが誕生しました。
グラフィック、サウンド、16bitCPU すべてがハイレベルとなった最強、最高のCD-ROMプレーヤー
繊細かつ大迫力、臨場感あふれるステレオサウンド。カラフルで緻密、高品位なグラフィック。今までの常識をくつがえす、驚くほどハイレベルな音質・画質を実現しました。
幅広く、奥深い情報を記録できる大容量メモリー・CD-ROMが持つ可能性を無限大に引き出せる、ハイクオリティーなゲームマシンです。
MEGA-CDはゲームマシンというだけでなく、AVシステムとも一体になれる
映像はTVモニター、音声はオーディオシステムへと、MEGA-CDは拡張機能も豊富。ハイレベルなグラフィックやサウンドも、システムへ接続すれば、その性能や機能をより引き出すことができる。
音楽用CDプレーヤーとしての実力も、よりハイクオリティーで楽しむことができるのです。
(以上、当時のパンフレットより抜粋)