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ゲームギア

カラー表示可能の携帯用ゲーム機。
オプションを使えばテレビも見られる。

◆ 発売日:
1990年10月6日
◆ 価格:
19,800円

国産の携帯ゲーム機では初めてとなるバックライト付3.2インチカラー液晶ディスプレイを搭載。
別売のTVチューナーパックを装着すれば携帯テレビとしても使用することができる。バッテリーパック
やカーアダプタなど、屋外で使用するためのアクセサリーも充実。



  • パワースイッチ
  • 電源端子
  • 拡張コネクタ
  • ヘッドホン端子
  • 音量ボリューム
  • カラー液晶ディスプレイ
  • スタートボタン
  • 方向ボタン
  • スピーカー
  • 1ボタン
  • 2ボタン
  • ブライト(明るさ)ボリューム
  • ストラップ取付け用フック
  • カートリッジスロット
  • スタンド取付け用フック
  • 電池カバー

型番 HGG-3200
CPU Z80A(3.58MHz)
MEMORY RAM64Kbit
VRAM128Kbit
GRAPHIC VDPセガカスタムLSI
ディスプレイバックライト付 3.2インチ カラー液晶
画素数480×146ドット
発色数4096中32色同時発色(ゲーム時)
4096同時発色(TV時)
SOUND ステレオ 3重和音 1ノイズ
ヘッドホン端子 ステレオヘッドホン(市販)取付け可
拡張端子 (対戦ケーブル取付け可)×1
スロット カートリッジスロット×1
使用電源 単3アルカリ乾電池6本(約3~4時間連続使用可)、ACアダプタ(マーク3、マスターシステム、メガドライブのものが使用可)、カーアダプタ、パワーバッテリー、充電式バッテリーパック
消費電力 9V(約3W)
外形寸法 255(W)×113(D)×38(H) mm
付属品 携帯用ストラップ、取扱説明書

携帯ゲーム機!?

左の写真はゲームギアにTVチューナー、ビッグウインドーII、充電式バッテリーパックを装着させたもの。実際に長時間使用するためには、別途ACアダプタが必要になる。
まるで一眼レフカメラを連想させるその姿は、大きさ・重量ともに、お世辞にも携帯ゲーム機とは呼べないものとなってしまうが、テレビとして見た場合は、同サイズのカラー液晶画面を持つ当時の製品と比べても安価な部類に入る。


ゲームギア 外箱

ゲームギア発売当初の外箱は、本体写真のバックに多くのゲーム画面が登場し賑やかだが、使用されている画面はマーク3やメガドライブのもの。
このことから当初はゲームギアオリジナルタイトルよりも、これらの作品が“場所を選ばず手軽に楽しめる”というコンセプトが強調されている。
裏面にはTVチューナーパックを始めとする各種アクセサリーが紹介されている。


  • ゲームギア後期外箱

  • カラーバリエーションに合わせた外箱

ゲームギアでもメガドライブと同様に、ソフトが同梱されたプラスワンパックが数種発売された。
また、本体に『魔法騎士レイアース』のプリントが施され、同名のソフトがセットになった「キャラクターパック」という形での販売も行なわれた。

カラーバリエーション

ゲームギア本体のみに関しても、コカ・コーラ社とのタイアップソフト『コカ・コーラキッド』のキャンペーン懸賞用としてコカ・コーラのロゴがプリントされた赤いゲームギアや、数量限定で発売されたホワイト(本体と同色のTVチューナー、専用キャリングケース同梱)を始め、ブルー・イエロー・スモークなど豊富なカラーバリエーションを持つ。


パンフレットギャラリー

下の画像クリックで拡大表示されます。

※パンフレットに記載されている価格・問い合わせ先等は当時のものです。

◆ 色いっぱい、だからおもしろい。ゲームギア

まちにまった!スーパーゲームマシンがあらわれた!

誰もが待ちのぞんだフルカラーの液晶ゲームマシンがセガから登場した!
TVチューナーを付ければ、なんと、TVにも早変わりしちゃうんだ。
さあ、誰よりも早く、ゲームギアでみんなに差をつけろ!

好きな時に好きなだけ!ゲーム&TV

[TVモニター!]
TVチューナーパックをつけると、なんとカラー液晶テレビに早変わりするんだよ!
[4WAY電源!]
いつでもどこでも楽しめるよ。
単3アルカリ電池で5時間連続使用可能なのダ。
[対戦ゲーム!]
対戦ケーブルでつなげれば、二人でゲームができちゃうよ。


(以上、当時のパンフレットより抜粋)