インタビュー・大岡良樹

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今回の「名作アルバム」開発スタッフインタビューは、『ゲイングランド』のプログラマー、大岡良樹さんが登場。
アーケードゲーム史上、もっともドラマチックな(?)バグと言われる「4−8のバグ」の真相を激白!? 『ゲイングランド』には、3P筐体がある!? などなど…


いま、すべてが語られる!

大岡良樹 プロフィール

1985年、入社。プログラマーとしてアーケードの人気作『カルテット』『ヘビーウェイトチャンプ』『ゲイングランド』『シャドウダンサー』等、数多くの作品を手がける。

その後企画制作に移りメガドライブ『幽遊白書外伝』『ドラえもん 7人のゴザンス』などをディレクション。その後、サターン、32Xの立ち上げから、ドリームキャストまでサードパーティー向けテクニカルサポートとして携わる。2003年、セガ退社。

※尚、このインタビューはセガ在職中に行われました。
大岡良樹



─  いまだに一部のゲームセンターでは、『ゲイングランド』が置いてありますよね。

■  今でも新宿のスポーツランド西口店2階の自販機の前にあって、いつ行っても誰かがプレイしてるんだよね。

ここ5年くらいは下げられていないと思うから、それなりの理由があるんだろうねぇ。オレはあのマシンのインカム(売り上げ)が知りたいよ!(笑)

─  発売から15年……すごいロングランですね。

■  『ゲイングランド』は、インストラクションカード(筐体の横などに張りつける、操作説明などを簡単にまとめたもの)だけ見て、面白さが伝わるゲームじゃないから、当初は売り上げもたいしたことはなかったね。

一見さんお断りのゲームを作っちゃったから(苦笑)。ラウンド1(1ラウンドは10ステージ構成)を終えて、ラウンド2の中盤頃から盛り上がってくるゲームだから。

ラウンド3以降、つまり20面くらいクリアーしなければ本当の面白さは見えてこない(笑)

ゲームセンターに登場してしばらく経った頃だと思うけど、『マイコンBASICマガジン』で見城こうじさん(「ベーマガ」の名物ライター。アーケードの攻略や読者コーナーなどを担当。現在、株式会社ノイズ代表取締役)が『ゲイングランド』を取り上げてくれて以降、「これは面白い」と理解され始めたんじゃないかな。

彼のように、『ゲイングランド』がどのくらい奥深いゲームなのか紹介してくれる人がいなかったら、現在のように評価されていなかっただろうね。

大岡さんがプログラマーとして携わった作品

[アーケード]

・シューティングマスター
・カルテット
・ワールドビンゴ
・ヘビーウェイトチャンプ
・ゲイングランド
・シャドーダンサー

[メガドライブ]

・ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ディレクションした作品

[メガドライブ・メガCD]

・いしいひさいちの大政界
・幽遊白書外伝
・ドラえもん 7人のゴザンス

─ 他 多数タイトルを担当。


「マック・オースチン」

「インストに“マック・オースチン”という架空の人物名で、ゲームの世界観を説明をしているんですが、法務部から『マック・オースチンとは誰だ! 紛らわしいことを書くな!』とお叱りの連絡が入り、部長一同で説明に行きました(笑)」


ストーリー・作品解説

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『ゲイングランド』制作スタート