おもいでがいっぱい(読者からの投稿メールより)

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みなさんからメールで寄せられた『ゲイングランド』のおもいでから、4通を大岡さんに選んでもらい、コメントをつけていただきました。

いつにも増して熱いおもいでが寄せられた今回、優秀賞に選ばれたgreatgainersさんには、かつて大岡さんが米国出張中に横で進行していたジェネシス用『JESTER』(国内未発売)のレアTシャツほか、Tシャツ4枚をセットでプレゼントいたします。その他掲載された方にはQUOカードをプレゼント!
大岡さんのプレゼント



『ゲイングランド』は、発表から15年経った現在でも超える存在のない「個人的ベストゲーム」です。『ゲイングランド』の魅力は数え切れないほどありますが、私にとってこのゲームの最大の魅力とは2人同時プレイであると考えています。

『ゲイングランド』は現在でも支持者の多いゲームですが、1人プレイ時の魅力を語る人は多いのに、2人同時プレイの魅力について語る人はなぜかそれほど多くないと感じます。ちなみに2P(青)側で1人プレイすると、敵の配置上、1P(赤)側でプレイする時とは攻略方法が全く変わってしまうステージが多いことをご存知の方も意外と少ないようでした。そういう意味では今回のインタビューで開発者自ら「2人以上で遊ぶゲーム」と断言していただいたことは、長く2人同時プレイをしてきた者としては救われた思いです。

2人同時プレイの場合、各ステージに配置される敵の数が多くなっているのは当然ですが、捕虜キャラ(コマンド)の種類や数も大幅に配置が異なっていましたし、敵の習性として、1P側を優先して狙う敵、2P側優先の敵などがあるため、1人プレイ時とは攻略方法も大きく異なってきてしまうのが非常に印象的でした。それだけに自分勝手にプレイすることは許されず、「どちらのプレイヤーが、どのコマンドを使って、どの敵を倒すか」「どちらのプレイヤーが、どの捕虜をストックするか」などを、パートナーと話し合いながら、緻密に攻略していたことを思い出します。2人で同時にプレイできるアーケードゲームはたくさんありますが、このゲームほど協力と戦略が必要なゲームは存在しないのではないかと思います。

実は、私がこのゲームの攻略を始めたのはやや遅めだったため、当時既に雑誌(ゲーメスト)等で攻略は進められつつありました。しかし2人同時プレイでの攻略はおざなりだったこともあって、それを参考にしつつも、結局は独自に攻略法を作り出していくしかありませんでした。ところが、それがかえって攻略の面白さを生み出し、不確定要素の少なくないこのゲームでも高い確率で全面クリアできるだけの知識と技術、そして独自の攻略パターンを身につけることができたのだと思っています。

それだけ愛してやまないゲームだけに、これまで発売された家庭用のゲイングランドは、メガドライブ版、PCエンジン版、(海外)マスターシステム版に至るまで全て購入してクリアしています。しかし、どれもアーケード版の緻密さと面白さを伝えられるまでには仕上がっていないと言わざるを得ず、結局、最終的な手段である「基板購入」に至りました。

インタビューでもシステム24のプレイ履歴(Book Keeping)について語られていますが、私の所有する基板の履歴によると、私が購入してからその基板でのプレイ回数は約1,400回、そのうち2人同時プレイだと思われる回数は8割を超え、全面クリアしたと思われる回数は9割以上です(もちろん、私だけがプレイした回数ではありませんが)。今思うと、我ながらよくもこれだけプレイしてきたものだと思います。

さすがに最近は頻繁にはプレイしていませんがそれでも1年に数回づつくらいはプレイしていたりします。しかし改めて考えると、15年経っても全く古さを感じずにプレイし続けられるゲームというのは驚異的です。

追伸:
私は今でも4−8の「アレ」は仕様だと信じています(笑)
でも4−10の「ザエモンクリア」はやはり邪道だと思いますので、最終ボスを正攻法で倒すための攻略を必死で考えていたことを思い出しました。


(greatgainers)


 大岡さんのコメント


これはディープファンの登場ですね。嬉しいなぁ(笑)

敵が狙うプレイヤーに優先度があることに良く気がつかれましたね。確かに敵の戦略思考で特定のプレイヤーのみ不利にならないように攻撃を分散させています。それだけに複数人プレイ時は同じ場所の敵でも誰を狙っているかを見極める必要がでてきます。それはアーケードでは1Pより2P同時で燃えてくれたほうがインカムがよくなるのでマルチプレイモードにより力が入っていることが背景にあります。

メガドライブ版はシムスさんの力作でした。実は元スタッフは移植には一切関わってなかったですが、クラックダウンチームに「ウチの方が移植の出来がいい」と自慢しましてね。でも当時の家庭用ハードでは解像度は云うに及ばず、CPUパワーもシステム24と比べると半分以下なので、思考プログラムのそのまま移植は最初から期待してませんでした。基板を購入されたなら、ぜひいろいろな難易度でも試してみてください。より新しい発見があることをお祈りしましょう!!

4−8は今となっては仕様です。ゲームは開発者の手を離れた時点で全てが仕様になります。また企画者の考えた志向がプレイの正道と捕らえるのではなく、営業的にイレギュラーな行為や他プレイヤーの楽しみを削ぐ行為以外は、そのゲームをどう攻略し、それを楽しむかが重要と考えますので、自由にプレイしてもらってイイと思いますよ。

その評価のポイントはゲームに対してプラス要素なのかマイナス要素なのかで、私の場合は本当に運が良かったと捕らえています(^^;

greatgainers(複数形?)さん、これからも、ときどき基板を起動させて長持ちさせてください。よろしくお願いします。





リプレイコミック「大岡さんとゲイングランド」

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