高い解像度を活かして細かく描きこまれた画面上を小さな車が走り回る見下ろし型のレースゲーム『ホットロッド』以降、システム24では、今回紹介する『ゲイングランド』をはじめ、『クラックダウン』『ボナンザブラザーズ』など、緻密なグラフィックのゲームが登場した。
初期のシステム24専用ゲームは、“フロッピーディスク+セキュリティーチップ”という形で供給されていたが、ゲーム交換の簡易さとセキュリティ強化のために設けられたフロッピーディスクシステムが、皮肉にもメンテナンスの煩わしさを生み出すこととなってしまい、後のゲームはROMキットのみで供給されるようになった。
24kHzディスプレイ専用であったことや、フロッピーディスクドライブユニットの耐久性の問題をはじめ、セガのマザーボードシステムの主力が、32ビットCPUを搭載した「システム32(1990年登場、代表作『ラッドモビール』『レールチェイス』など)」へと移行していったことから、システム24の後年は『クイズ 宿題を忘れました』などのパーティー系のゲームを中心としたラインナップを担うこととなる。
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大型筐体で登場したシステム24第1弾『ホットロッド』。
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「システム24」ラインナップ
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■ホットロッド(88)
■スクランブルスピリッツ(88)
■ゲイングランド(88)
■クラックダウン(89)
■ジャンボ尾崎 スーパーマスターズ(89)
■ボナンザブラザーズ(90)
■ラフレーサー(90)
■クイズ宿題を忘れました(91)
■クイズ廊下に立ってなさい(91)
■ダイナミック カントリークラブ(91)
■所さんのまーまーじゃん(92)
■クイズゴーストハンター(94)
■所さんのまーまーじゃん2(94)
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