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最初のころは、僕を含めて企画4人で20タイトルくらいを同時進行するので、常にひとり3~4タイトルは抱えている状態だった。だから、『ファンタジーゾーン』の時には、すでにかなりの数をこなしてたんですよ。
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『ファンタジーゾーン』というタイトルの選定はどのようにして決まったんでしょうか?
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当時、誰がどのタイトルを担当するかっていうのは、企画とかプログラマーとかみんなで集まって、「私がこれをやりましょう」「あなたがこれをやりなさい」っていう感じで決めていたんですよ。
それで『ファンタジーゾーン』の時も会議室に集められて……1M(当時主流だったマイカードマーク3の約4倍の容量)というロムが出来上がるので、それに合わせて「この日までにゲームを作らなければいけない」という"スケジュール"がまず決まった。同時に1Mでやるタイトルを"2つ"作ろう、ということも決まった。
で、次に何をやるのか……という話になって、スケジュールが決められているのでオリジナルは無理だろう、という結論になった。でも、ちょうどその時に『北斗の拳』のライセンスが取れて、せっかくなので『北斗の拳』をやろうということで、まず1本がスンナリ決まった。
もう1本は何にしようか? ということになって、"手っ取り早く移植できそうだから"『ファンタジーゾーン』にするか……ってことになった(笑)。それじゃ、ディレクターは誰がやる? っていう話になって、「じゃあ、ファンタジーゾーンは僕がやります」と手を挙げました!
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むっちゃんがディレクターを務めたゲーム
[SC、SGシリーズ]
・コナミの新入社員とおる君
・バンクパニック
・チャンピオンシップ ロードランナー
[セガマーク3]
・スーパータンク
・コミカルマシンガンジョー
・ファンタジーゾーン
・スペースハリアー
・グレートゴルフ
・マスターズゴルフ
・ロード オブ ソード
[メガドライブ]
・ワールドカップサッカー
・ゴールデンアックス
・バハムート戦記
[テラドライブ]
・パズルコンストラクション
─ 他 多数タイトルを担当。
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