1986年3月、アーケードゲーム『ファンタジーゾーン』が登場。これまでのゲームにはないパステル調のグラフィックやコミカルなキャラクター、敵を倒して集めたコインで武器を購入するという斬新なゲームシステムが話題を呼び、セガマーク3をはじめ、ファミリーコンピュータ・PCエンジン・ゲームギア・パソコン…と、数多くの機種に移植されている。
当時の家庭用ゲーム機での完全移植はスペック的に不可能であったが、クリエイターのさまざまな工夫によってアーケードと同じ感覚で遊ぶことのできる『ファンタジーゾーン』が次々に登場した。
そのなかでも『ファンタジーゾーン』を家庭用に初めて移植したセガマーク3版では、スプライト機能の弱さなどスペック面から再現不可能な一部のボスをオリジナルのものに差し替えるという大きな“工夫”がなされている。
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続編・外伝として発売されたタイトル
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■セガマーク3 『ファンタジーゾーン2 オパオパの涙』 1987年10月17日発売
■ゲームギア 『ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険』 1991年7月19日 シムスより発売
■メガドライブ 『スーパーファンタジーゾーン』 1992年1月14日 サンソフトより発売
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そして、アーケードに『ファンタジーゾーン』が登場してから11年後、セガサターン版『SEGA AGES ファンタジーゾーン』において家庭用ゲーム機への完全移植が実現された。
その後も、業務用メダルゲーム『ファンタジーゾーン』(1999年)や、携帯電話向けのゲームコンテンツ(2001年)としてリリースされるなど、その人気は発売から15年以上経った今でも続いている。
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アーケード『ファンタジーゾーン』
続編『~2 オパオパの涙』
メダルゲームとしても登場
携帯電話でも遊べるようになった
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