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『シャイニング・ティアーズ』 について、開発プロデューサーのこだわりから、
イラストレーター Tony さんによる、キャラクターデザイン秘話までお届け。
第2週の今回は、キャラクターデザインのTonyさんが登場です。
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Tony (トニー)
『シャイニング・ティアーズ』 キャラクターデザイン

広告デザイナーとして3年余グラフィックデザインを担当した後、某アーケードゲーム開発会社に勤務。デザインと企画を担当し、シューティングゲームなどを手がける。1996年から、フリーのイラストレーターとして活動を始め、2000年に有限会社rpmを設立。代表作に 『After… 〜忘れえぬ絆〜』 など。 『シャイニング・ティアーズ』 では、キャラクターデザインを担当。

 第2週 キャラクターデザイン Tony  第1週 

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  "シャイニングプロジェクト"第2弾 『シャイニング・ティアーズ』。
『シャイニング』 の新しいイメージを生み出した、キャラクターデザインのTonyさんに、『シャイニング・ティアーズ』 のデザインコンセプトや、魅力あるキャラクターたちの制作秘話を伺いました。
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Tonyさん直筆のマオの色紙を1名様にプレゼント! 下記アドレス「Tonyさんの色紙プレゼント係」まで、住所、氏名、電話番号と、SEGAVOICEを読んだ感想を書いて、メールを送ってね。
メールの宛て先はこちら otayori@sega.co.jp
(2004年11月18日締切)

―― 『シャイニング・ティアーズ』 のキャラクターデザインをやることになった経緯を教えていただけますか?

Tony■ 僕の個人ウェブサイトに、突然、澤田プロデューサーからメールが届いたんです。メールには、「セガのRPGのキャラクターデザインをお願いしたいので一度会うことはできませんか?」、といったことが書かれていました。

まず、メールの送り主がセガということに驚きましたし、さらに、僕を指名してくれる、ということも驚きでした。
詳しく話を聞いてみると、セガのゲームの中で歴史のある 『シャイニング』 シリーズであること……大きな驚きと同時に、僕にかなり期待をしてくれているんだな、とうれしく思いました。
おそらく僕を起用するということは澤田プロデューサーにとっても大きな賭けだったと思うし、さらに 『シャイニング』 シリーズを再生しなければならないという話も伺い、……これはかなり新しい 『シャイニング』 をつくろうとしている、という意気込みを感じたんです。

僕としても、ファンタジーでコンシューマのRPGキャラクターのデザインというのは新鮮だったし、すごく興味があったんですね。

打ち合わせを始めた頃は、まだ 『ティアーズ』 という名前はついていませんでしたが、2002年になってすぐの時期にデザインはスタートして、本格的なイラストの作業になったのは去年の4月頃だったでしょうか。

――澤田プロデューサーからは、どのような注文が来たのでしょうか。




Tony■ 例えば、エルウィンの注文はテキストでも口頭でも来ましたし、キャラ設定のなかで声のイメージまで書いてくださったので、とてもイメージしやすかったです。

僕もなるべくシンプルでわかりやすい、記号化しやすいキャラクター作りというのを心がけたんで、キャラ作りには悩みませんでした。2Dのチビキャラとしてゲームのフィールドを動くことも含めて考え、できるだけ造形化しやすい形のデザインをこころがけていたんです。

――では、全体的なことを聞いていきたいのですが、まずはデザインコンセプトを教えていただけますか?

Tony■ はい。『ティアーズ』 はファンタジーとは言っていますが、デザインコンセプト的には 『ロード・オブ・ザ・リング』 のような 「ヨーロッパ・中世」 といった純粋なファンタジーものとは少し違いますよね。
ファンタジーだけど、中世の世界に東洋的なテイストもあって、獣人も出るし、くのいちも出るし、『シャイニング』 シリーズって、はじめから 「なんでもあり」 みたいなところってあるじゃないですか。さまざまな要素が同居しているのだけど、そこには『シャイニング』 なりの統一感がある。それをふまえた上での私なりのファンタジーのイメージで構成していったというところです。

――少し抽象的なことになってしまうかもしれませんが、キャラクターを描いている時に、いつも頭に思い浮かべていたことって、ありますか?

Tony■ デザインをする時は、キャラクターの設定から表情や服装を考えています。そういう "自分の勝手な思いこみ"を大きくしていってデザインしているんですね。だから、澤田プロデューサーの思っている方向とは違う方へ行ってしまったこともあるかもしれません(笑)。


――女の子のキャラもどれもかわいいですよね。ちなみに、トニーさんはどのキャラがお気に入りですか?

Tony■ 女の子がかわいいと言っていただけると、僕の得意分野なのでうれしいですね。女の子のタイプ的にはブランネージュあたりが僕のお気に入りです。

どの女性キャラも比較的すんなり描き上げたんですが、ゲーム的に悩んだのは、リュウナですね。ゲーム中にはチビキャラが動き回るんですが、リュウナを2Dのチビキャラにした時にキャラ映えするようにデザインすることが難しかったです。とくに前髪や髪飾りの部分が……(笑)。

あと、男キャラの中でも、カイネルなんかは2Dのチビキャラに落とした時に特徴的な装飾が剣くらいしかなくて、そこで悩んでしまうことはありました。

――ちなみに男性キャラと女性キャラ、どちらが描いてて楽しいんでしょうか?

Tony■ 基本的にはどっちも楽しいんですね。 やはり普段描く機会の少なかったものを描くのは、描くこと自体が楽しいんですよね。そういう意味で男性キャラを描くのは普段あまりないので楽しかったし、女性キャラは女性キャラで自分の持ち味をみんなに見てもらえる、ということで同様に楽しく描かせていただきました。


――ちなみに主人公のシオンですが、闇と光のシオンでは、どちらがお気に入りですか?

Tony■ 闇のシオンです。描いてて楽しいし、もともとダークヒーローが好きなので。闇のシオンは、闇のキャラながらも表情が豊か。露骨にやんちゃな顔を描くことができました(笑)。

――描き直しなどありましたか?

Tony■ 顔に関しては澤田さんのリクエストをうかがって、自分のなかで一発でイメージが決まっていったので、試行錯誤したのはコスチューム的なものですね。



――シリーズではおなじみのキャラデザインの玉木さんを意識する部分など、ありましたか?

Tony■ もちろん意識はしました。いっしょに、同じ世界のなかで共存していくキャラですので。
途中で、敵キャラなど、玉木さんのデザインがあがってきたのを見せていただいたので、ゲームの世界観や雰囲気もつかみやすかったですね。もともと 『シャイニング』 シリーズというのは遊んでいましたので、目指すところは理解していたつもりです。
そういう意味もあって、最終的には 『シャイニング』 の新しいイメージを生み出せたと自負しています。

――『シャイニング』シリーズはプレイされていたんですか?

Tony■ 『シャイニング』 シリーズは 『ホーリィ・アーク』 の頃までけっこうやっていましたね。でも、一番遊んでいたのがメガドライブの 『シャイニング・フォース』 です。当時は、シミュレーションゲームとかウォーゲームなど駒を動かして遊ぶゲームが大好きだったので、『シャイニング・フォース』 は、一度クリアーしても、けっこう何回も遊びました。
……お気に入りのキャラはヨーグルトかな。あの使えなさっぷりが、愛嬌あっていいですよね(笑)。

――最後にメッセージをお願いします。

Tony■ 『シャイニング・ティアーズ』 は僕がイラストレーターとして描かせてもらったということもあって、今までのシャイニングのイメージと違ったものになっているかもしれませんが、今までプレイした方にも、僕のファンだった方にも、これからティアーズに触れる方にも、この新しいシャイニングを見てほしいな、と。新しいシャイニングを受け止めてほしいなと思っています。

自分なりに楽しんで描いたキャラたちなので、みなさんも愛してやってください。




PS2 『シャイニング・ティアーズ 』
発売日: 2004年11月3日  価格: 6,800円 (税込7,140円)
ジャンル: RPG

● セガダイレクト 『シャイニングティアーズ』

次回の 「SEGA VOICE」 は、発売前から話題騒然の、ニンテンドーDS 『きみのためなら死ねる』 のディレクターが登場。今までのゲームにはないポップな色使いや印象的なサウンド、そしてインパクトのあるタイトル……。この 「新しいゲーム」 を生み出したその秘密に迫ります!


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