——なるほど。実際に福永さんが担当されている 「実況」 の仕事というのは、どういうお仕事なんでしょう?
福永■まずは実況や解説をする人を決める人選から始まって、スケジュール調整、解説をする人に合わせて台本を書いて、スタジオでの収録。最後にゲーム中で音が出るようにスクリプトを組んで、すべてのチェックが終わったら実況の仕事は終わりです。
——順番に聞いていこうと思いますが、まず 「人選」 のお話から。これはどのような基準で決定されるんですか?
福永■うーん、実際、このあたりはトップダウンのことが多いです (笑)。例えば、今回初めて解説をお願いした反町さんは、川越隆幸プロデューサーからのトップダウンですね。川越さんがテレビで解説を聞いていてすごくわかりやすかった、と。サッカーをあまり知らない人にも、わかりやすい言葉で的確に解説してくれるんです。それですぐにお願いしました。ちなみにその時はもうアルビレックス新潟の監督になっていて、 『サカつく』 では初のJリーグ現役監督の登場になったというわけです。
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