2023.03.14

株式会社セガ

国内外のファイナリストたちが織り成す名勝負の連続!
セガ音ゲー公式全国大会『KING of Performai The 4th』
全国決勝大会公式レポート

株式会社セガは、アーケード音楽ゲーム『maimai でらっくす』『オンゲキ』『CHUNITHM』の公式全国大会『KING of Performai The 4th』の全国決勝大会を、2023年2月26日(日) に開催いたしました。
4度目の開催を迎える今回は、日本国内で稼働中の『maimai でらっくす』『オンゲキ』『CHUNITHM』3タイトルに加え、各地域で稼働中の『maimai DX』『CHUNITHM』のInternational ver.の全国大会を同時開催。日本国外からも注目が集まりました。
全国決勝大会では、オンライン予選通過という狭き門を潜り抜けた国内版ファイナリスト23名(うち2部門出場者が1名)、International ver.ファイナリスト4名の総勢27名がセガ本社に集結。優勝の座を賭けて、トップレベルのプレイヤーによる名勝負がいくつも繰り広げられた大会の模様をレポートでお届けします。

KING of Performai The 4th

全国決勝大会の模様はYouTubeほかにて全編無料で生配信されました。アーカイブも無料でご視聴いただけますので、是非ご視聴ください。

YouTube生配信アーカイブはこちらから!

【『オンゲキ』全国決勝大会】

大会のトップバッターを飾るのは『オンゲキ』部門。オンライン予選では、TECHNICAL SCOREの合計値が理論上の最高値である6,060,000点で埋まり、より詳細なスコアであるPLATINUM SCOREの合計値で争われた。ファイナリスト8名には、苛烈な予選を勝ち抜く確かな実力を持った顔ぶれが並んだ。

一回戦は、初戦、ボーカル楽曲という意外な選曲で勝負に出た「きるり*」選手が「chr」選手に勝利。続く第2試合は「misty☆Te」選手が前回大会の準優勝者「TSUBAKI.」選手に勝利すると、第3試合では「けにちの」選手が前回大会の優勝者「たけるん」選手を倒し、前回大会の優勝者、準優勝者が一回戦で敗北するという波乱の展開に。さらに第4試合では、今回唯一の初出場である予選8位「lycopene」選手が、予選1位の格上「hasu」選手に勝利し、ダークホースぶりを見せつけた。

準決勝第1試合、まず決勝戦へ駒を進めたのは、安定したプレイで自選曲でのスコア差をつけた「misty☆Te」選手。準決勝第2試合では「けにちの」選手が弾避け要素の強い難曲『怨撃』を選曲し、「lycopene」選手が惜しくも完走ならず。最後まで果敢に食らいついた「lycopene」選手だったが差を埋めきれず、勝者は「けにちの」選手となった。

そして、いよいよ始まる決勝戦。1曲目、2曲目では「けにちの」選手がリードして迎えた運命の3曲目、運営指定課題曲。両選手がプレイスタートすると、「ばびゅーーーん!!」の声とともにゲーム画面にマーチングポケッツの3人が登場。新曲『FestA of PandemoniuM』(山本真央樹 vs Masahiro “Godspeed” Aoki (feat. Dylan Reavey))が発表された。
初見の譜面に挑む両者。序盤から「けにちの」選手が初見とは思えない安定したプレイで、ほぼ失点せずに中盤へ。中盤以降の難所で「けにちの」選手がスコアを落とし、粘る「misty☆Te」選手との差が僅かに迫る場面もあったが、最後までリードを守り切った「けにちの」選手が勝利。これまで優勝候補と目されながら、KOPでは優勝実績の無かった「けにちの」選手が、ついに念願の『オンゲキ』部門優勝に輝いた。

表彰式では、決勝楽曲のアーティストである「Godspeed」氏がゲストとして登場。自身の楽曲で素晴らしいプレイを魅せてくれた選手を称賛し、トロフィーを手渡した。
大会後の告知コーナーでは、ランキングイベント開催やコラボイベント開催に加え、『オンゲキ』の新ボーカル楽曲と新インスト楽曲の制作など、今後の展開についても多くの情報が伝えられた。今後の『オンゲキ』にも是非注目してほしい。

  • 『オンゲキ』部門は、一回戦終了時点で発生した全国的な筐体ネットワークエラーのため大会を一時中断した。開催順を変更して『maimai でらっくす』部門を先に実施し、無事ネットワークの復旧が確認された『maimai でらっくす』部門終了後、準決勝以降の試合を再開した。
『オンゲキ』全国決勝大会
『オンゲキ』全国決勝大会

【『maimai でらっくす』全国決勝大会】

予選課題曲が難化し、オンライン予選から争いが激化した『maimai でらっくす』部門。ここまで2連覇を成し遂げている絶対王者「よしき」選手と、「よしき」選手を倒すべく勝ち上がってきたファイナリストたちの勝負が幕を開けた。

一回戦は、第1試合「のん」選手、第2試合「Ruri☆NX」選手がそれぞれ予選上位者である「YUUTO」選手、「ReMiRiA」選手を相手にALL PERFECTも飛び出す精度の高いプレイで勝利。第3試合では「たけるん」選手が昨年準優勝者の「てんぷら」選手を破って勝利。第4試合は「よしき」選手が自選曲・他選曲ともに強さを見せつけ「工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」選手に勝利した。

続く準決勝では、第1試合「のん」選手が自選曲で理論値101.0000%を叩き出し、僅差ながらも「Ruri☆NX」選手に勝利。第2試合は絶対王者「よしき」選手に対し、「たけるん」選手が自選曲でALL PERFECTを出しリードするも、「よしき」選手が自選曲で打ち返して勝利した。

決勝戦でぶつかった「のん」選手と「よしき」選手。決勝では、お互いの自選曲に加えて、運営が指定する課題曲を含めた3曲の合計スコアで競うこととなる。
1曲目は、お互いALL PERFECTを出したが「のん」選手がリード。続く2曲目で「よしき」選手がリードを奪うも、その差はなんと僅か0.053%。勝敗の行方は3曲目へ委ねられた。
両選手が3曲目のプレイをスタートすると、ゲーム画面に特別演出が映し出され、新曲『ViRTUS』(Hiro)が発表された。勝利をつかんだのは絶対王者「よしき」選手。圧倒的な勝負強さで王者の貫禄を見せつけ、前人未到の3連覇を勝ち取った。

『maimai でらっくす』全国決勝大会
『maimai でらっくす』全国決勝大会

【『maimai DX』International ver.決勝戦】

国内版の決勝戦手前に行われた『maimai DX』International ver.の決勝戦では、予選を通過した「KBS-INHR」選手と「Kaze」選手の2名が戦った。
International ver.決勝戦は、3曲とも運営から課題曲を指定。1曲目、2曲目の歴代KOP決勝楽曲勝負は予選2位「Kaze」選手が僅差ながらリード。
そして、選手もこの場で初めて知らされた3曲目は、CHUNITHMからの移植となる未収録楽曲『Trrricksters!!』。試合の結果、初見譜面を制した「KBS-INHR」選手がここまでの差を覆し『maimai DX』International ver.初代チャンピオンに輝いた。

『maimai DX』International ver.決勝戦
『maimai DX』International ver.決勝戦

【『CHUNITHM』全国決勝大会】

いよいよ、大会のラストを飾る『CHUNITHM』部門が開幕。昨年欠場となった王者「すとら」選手の復活となるかに注目が集まるが、昨年優勝者「JT」選手、準優勝者「      ゴ」選手に加え、この日のために牙を研いできた猛者たちが並ぶ。

『CHUNITHM』部門は一回戦から大波乱。第1試合で初出場の「Abeyuu」選手が昨年優勝者「JT」選手を破って勝利すると、第2試合でも「HAKU」選手が昨年準優勝者「      ゴ」選手を倒し、2試合連続のジャイアントキリングに会場の緊張感も増していく。しかし、第3試合では予選上位の「きふゆ」選手が2曲ともリードを取る形で「白」選手に勝利した。迎えた第4試合、ここでもジャイアントキリングは起こらず、KOP2020優勝者「すとら」選手が「〇tolia!」選手を倒して準決勝へ駒を進めた。

準決勝第1試合、勢いに乗る「Abeyuu」選手と「HAKU」選手の対戦では、お互いの自選曲が被ってしまう。ルールに則り、1曲目はお互いが選んだ自選曲、2曲目は運営が指定する課題曲での勝負となったが、2曲とも安定したプレイで失点を抑えた「HAKU」選手が勝利した。第2試合は「すとら」選手に「きふゆ」選手が僅差で迫るも届かず、「すとら」選手の勝利となった。

決勝戦1曲目は「HAKU」選手の自選曲を迎え打つ形で「すとら」選手がリードするが、続き2曲目では「すとら」選手の自選曲で「HAKU」選手が点差をつめ、簡単にひっくり返ってもおかしくない点差のまま3曲目へ。
そして、プレイヤーと視聴者が見守る中、映像が再生され、決勝戦3曲目の課題曲である新曲『To:Be Continued』(uma vs. ガリガリさむし)が発表された。試合の結果、初見プレイでも「すとら」選手が勝ち越して優勝。昨年はやむなく欠場した「すとら」選手が、正真正銘の『CHUNITHM』部門優勝に返り咲いた。

『CHUNITHM』全国決勝大会
『CHUNITHM』全国決勝大会

【『CHUNITHM』International ver.決勝戦】

『CHUNITHM』のInternational ver.決勝戦に進んだのは、「OROCHI」選手と「JAKADS」選手。2名とも韓国を拠点としており、同じ店舗でプレイしたこともあるというライバルがぶつかり合う。
『maimai DX』と同じく歴代KOP楽曲で勝負した1曲目、2曲目だが、「JAKADS」選手が2曲ともALL JUSTICEを叩きだし、解説席も驚きのあまり言葉を失う。
そしてこの場で初公開となる3曲目、オンゲキからの移植曲『FLUFFY FLASH』のプレイ。さすがに初見では崩れるだろうと思われた「JAKADS」選手が、なんとここでもALL JUSTICEを達成。人間離れした圧倒的な強さで、海外プレイヤーのレベルの高さを思い知らせた文句なしの優勝だった。

『CHUNITHM』International ver.決勝戦
『CHUNITHM』International ver.決勝戦

【全国決勝大会でお披露目された決勝楽曲に挑戦しよう!】

全国決勝大会の決勝戦にてお披露目された各タイトルの新曲は、全国のゲームセンターで遊べるようになっております。この機会にぜひご挑戦ください。

■オンゲキ

3月2日(木)~3月15日(水)23時59分の期間で、オリジナルランキングイベント「マーチングポケッツ オンゲキーズ王決定戦」を開催します! さらに、イベントに合わせて新曲を追加。「課題」として追加される楽曲『FestA of PandemoniuM』は、該当チャプターでプレイして「課題」をクリアするとマイリストに追加され、報酬を獲得できます。
また、累計イベントポイントに応じて、『BREaK! BREaK! BREaK!』『POTENTIAL』がマイリストに追加され、プレイできるようになります。

マーチングポケッツ オンゲキーズ王決定戦
マーチングポケッツ オンゲキーズ王決定戦

■maimai でらっくす

「KING of Performai The 4th」決勝楽曲『ViRTUS』が追加されます!

「KING of Performai The 4th」決勝楽曲追加

■CHUNITHM

全国決勝大会で登場した新曲「To:Be Continued」が追加されます。
さらに「KING of Performai The 4th」マップが登場!こちらのマップを進めることで、新たなキャラクター「エヴァ・ドミナンスXII」がゲットできます。

「KING of Performai The 4th」マップ追加

さらに、全国対戦に伝導楽曲が2曲追加されます!ゲットできたら、他の人におすそ分けしてみてください!

全国対戦に伝導楽曲登場!

<関連リンク>

『KING of Performai The 4th』特設サイト
『KING of Performai The 4th』公式Twitter

『オンゲキ』公式サイト
『オンゲキ』公式Twitter
『CHUNITHM』公式サイト
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『maimai DX International ver.』Official Website
『maimai DX International ver.』Official Facebook
『CHUNITHM International ver.』Official Website
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