株式会社セガトイズは、2005年7月に世界で初めて光学式（レンズ式）家庭用プラネタリウムとして販売し、シリーズ累計170万台以上を誇るホームスターシリーズの最新作『HOMESTAR granity』及び、『HOMESTAR granity』専用動画配信アプリを、本日9月8日（木）リリースしました。

17年目の大進化！進化を続ける家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズ

コロナ禍で、動画配信サービスによる有料動画配信の登録者数が増加傾向にあるなどデジタルコンテンツ消費のニーズが高まっています。それに伴い、映画館やプラネタリウムなどの興行場型の施設は、コロナ禍による外的要因が起因し減少傾向でしたが、体験型シートなどその場でしか味わうことのできない「リアル」な体験ニーズは回復傾向です。
セガトイズは、家庭用プラネタリウムのパイオニアとして、「自宅でもプラネタリウム作品を楽しめる」をコンセプトに、プラネタリウム施設で上映した作品を中心に自宅で視聴可能な動画配信サービスのアプリを開発しました。さらに、精密で美しい星を再現する光学式（レンズ式）投影と、プロジェクターの映像を複合させ、プラネタリウムと同じように天井に投影可能で、動画配信サービス連動型の家庭用プラネタリウム『HOMESTAR granity』の企画開発をしました。「HOMESTAR」シリーズ17年目に、ソフトとハードを同時展開しプラネタリウム市場の活性化に貢献します。

お気に入りの作品を何度でも視聴可能！初回44作品を配信

『HOMESTAR granity』で、視聴可能な映像コンテンツは専用のiPhone・iPadアプリを通じて配信します。自宅のWi-Fiルータと、『HOMESTAR granity』を繋ぎ、iPhone・iPadから見たい作品を選び視聴できます。初回は44作品（無料42作品・有料2作品）を配信し、コンテンツは随時更新予定です。『HOMESTAR granity』でしか見ることのできない限定コンテンツを始め、もう一度見たかった作品など、これまで体験したことのない新しいおうちエンタテイメントを提供します。

※有料動画（610円/1週間レンタル）
※iPad、iPhoneはApple Inc.の商標です。iPad、iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

魅惑の映像体験を生み出す「ハイブリッド式投影」

『HOMESTAR granity』には、プラネタリウム施設で主流のプロジェクターによるデジタル映像と、レンズを用いた光学式（レンズ式）の恒星を重ね合わせて投影する「ハイブリッド式投影」の機能を搭載しています。この技術によって、プロジェクターによる柔軟な映像表現に重ねて、プロジェクターでは表現が難しい繊細で美しい星を投影することができます。ハイブリット式投影が織りなす、圧倒的な臨場感と魅惑の映像体験を『HOMESTAR granity』でお楽しみいただけます。

【プラネタリウム・クリエーター 大平貴之氏】：「HOMESTAR シリーズ共同開発者」

小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、学生時代にアマチュアでは例のないレンズ式投影機の開発に成功。1998年、従来の100倍以上にあたる170万個の星を映し出す「MEGASTAR」を発表し話題に。2004年、「MEGASTAR-IIcosmos」がギネスワールドレコーズに認定された。2005年に有限会社大平技研を設立。国内外施設への「MEGASTAR」設置の他、大型イベントやアーティストとのコラボレーションなどでプラネタリウムの可能性を切り開き続けている。2018年にはIPS（国際プラネタリウム協会）の「テクノロジー＆イノベーションアワード 2018」を受賞。直径500m級の巨大ドームに投影可能な新型プラネタリウム投影機「GIGANIUM（ギガニウム）」を開発し、2019年にはメットライフドーム（現・ベルーナドーム）で1万人が同時鑑賞した史上最大プラネタリウムを実現。