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    メガドライブ

    セガの名を広く世界に知らしめた、
    大ヒットゲーム機。

    ◆ 発売日:
    1988年10月29日
    ◆ 価格:
    21,000円

    家庭用ゲーム機として他社に先駆けて16ビットCPUを搭載。一時期は北米シェアでナンバー1になるなど、セガハード史上最も普及したマシン。
    セガ以外のソフトメーカーも本格参入し、周辺・関連機器も数多く登場。メガCDと合体させることによりCD-ROMのソフトも遊ぶことが可能で、メガモデムでは電話回線を使ったゲームの配信や離れた人との対戦もできた。
    北米ではジェネシスという名前で発売され、メガドライブ2やメガジェットといった本体のバリエーションも多く登場した。
    また、IBM-PCと一体化したテラドライブも3タイプ登場した。



    • 拡張コントロール端子
    • A/V出力端子
    • ACアダプタ端子
    • カートリッジスロット
    • ヘッドホンボリューム
    • パワースイッチ
    • リセットボタン
    • パワーランプ
    • ヘッドホン端子
    • コントロール端子
    • 拡張スロット

    型番 HAA-2500
    CPU MAIN:68000(7.67MHz)、SUB:Z80A(3.58MHz)
    MEMORY RAM64KB(68000用)+8KB(Z80用)
    VRAM64KB
    GRAPHIC 512色中64色同時発色可能
    スプライト80個・スクロール2枚搭載
    SOUND FM音源6音+PSG3音+ノイズ1音
    (FM音源のうち1chをPCMとして使用可能)
    ヘッドホン端子 ステレオヘッドホン取り付け可
    コントロール端子 2ヵ所(コントロールパッド等取り付け可)
    拡張コントロール端子 拡張オプション取り付け可
    リセットボタン ゲーム再スタート機能
    スロット カートリッジ、拡張各1ヵ所
    電源/消費電力 専用ACアダプタ(DC9V) / 約13W
    外形寸法 280(W)×212(D)×70(H) mm
    付属品 コントロールパッド×1、DINプラグコード、ACアダプタ、取扱説明書

    GENESIS(ジェネシス)

    「GENESIS」とは北米向けに発売されたメガドライブの名称(欧州・アジアでの名称は「MEGA DRIVE」)。
    『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』とともに爆発的に普及し、日本のソフトの移植以外にもジェネシス専用ソフトが数多く発売され、メガドライブに移植されるソフトも登場した。
    北米での人気を受けてSEGA-CD(メガCD)が一体化された「GENESIS CDX」、カラー液晶が搭載された携帯型GENESIS「NOMAD」なども発売された。(いずれも日本では未発売)


    メガドライブ 外箱


    発売初期の外箱

    メガドライブ発売当初の外箱は、線画で表現されたメガドライブをバックに、大きく“MD”マークが描かれ、その下に本体写真が存在するというシンプルなもの。


    パッケージのデザインは後に、裏面が3大機能(ビジュアル・スピード・サウンド)紹介やメガモデムを用いた通信機能、メガCDなどの拡張性の高さがアピールされているものに変更される。


    発売後期の外箱
    +1(プラスワン)パック

    ゲームソフト1本が同梱され、パッケージにはイメージイラストがフィーチャーされた“+1(プラスワン)パック”もメガドライブ2を含めて数種発売された。

    • ・メガドライブ:「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」
    • ・メガドライブ2:「ぷよぷよ」・「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」・「V.R.バーチャレーシング MD」
    メガドライブギャラリー

    メガドライブ、メガCD、スーパー32Xの各組み合わせ画像です。

    パンフレットギャラリー

    下の画像クリックで拡大表示されます。

    ※パンフレットに記載されている価格・問い合わせ先等は当時のものです。

    ◆ 時代が求めた16ビット

    先進の画面処理機能でビジュアルショック!

    ゲーム背景とキャラクターを別々に、そして同時に動かせるツインスクロール機能。画面のどこにでも窓が開くウインドー機能。リアルな表現を可能にする影処理機能など、8ビット機ではマネできない高度な機能が搭載されているメガドライブ。
    体験したことないビジュアルショックを味わえるぞ。

    16ビットパワーのスピードショック!

    今までの8ビットゲーム機では表現できないスピーディーな動きとキメ細かい画像表現を、メガドライブの16ビットCPUが実現。
    つまり、ゲームセンターと同じレベルのゲーム内容を、家庭のテレビで楽しめてしまう驚異の16ビットコンピュータなのだ。

    FM音源プラスPSG音源プラスPCM音源でサウンドショック!

    ゲームをエキサイティングに演出してくれるのが、バックに流れるゲームサウンドだ。
    メガドライブには、ツインCPUと大幅に機能アップされたカスタムLSIが入っているから、余裕あるハイサウンドが楽しめる。
    しかも、FM音源とPSG音源、PCM音源の10音プラス1ノイズで、臨場感も抜群。本体のミニジャックに、君の持っているステレオヘッドホンをつなげば、ステレオでゲームサウンドが鳴り響くスーパーサウンドパワーなのだ。


    (以上、当時のパンフレットより抜粋)