●『龍が如く』シリーズ最新作、舞台を江戸時代に移し、堂々見参!
これまでのゲームの概念を打ち破る骨太の人間ドラマを描き、大人に向けたエンターテインメントとしてシリーズ170万本を売り上げた『龍が如く』シリーズの最新作が、いよいよPLAYSTATION3に登場します。今作の舞台は、この国が最も熱かった時代“江戸時代”。人が人を殺すことで、己を極めんとした時代、剣に己を懸けた男たちの生き様を描いた壮大な人間ドラマが、いよいよ2008年春に登場します。
●『龍が如く』だからこそ可能になった豪華キャスティング
これまでのシリーズでも、その豪華なキャスティングが大きな話題を呼んできた『龍が如く』。本作でも松田翔太さん、寺島進さん、加藤雅也さん、塚本高史さん、竹中直人さん、そして松方弘樹さんが声優のみならず、モデルとしても出演。最新技術を基に制作した3DCGキャラクターがゲームに登場し、より一層の臨場感を演出します。また、主人公・桐生一馬之介、又の名を宮本武蔵には黒田崇矢さん、謎の少女・遥には釘宮理恵さんなど、シリーズお馴染みのキャストも参加し、ファンも納得の熱い人間ドラマをお届けします。
●舞台は京都、江戸時代の町がリアルに蘇る!
本作の舞台となるのは江戸時代初期の京都。PLAYSTATION3の高度な描画性能を駆使し、江戸時代の一大遊郭「祗園」を中心とした京都の町を色鮮やかに再現。町に点在するお店、町を行き交う人々の息遣いなど、江戸時代の町並みが生き生きと蘇ります。「清水寺」や「二条城」といった実在の建造物もリアルに再現。また、これまでの定点カメラではなく、全ステージフリーカメラを導入したことにより、プレイヤーの主観視点でいつでも周囲を見回すことができ、隠れたものを探したり、隠れながら行動したりと、遊びの幅がさらに広がりました。
●迫力のバトルアクション! 誰もが大剣豪になれる!!
『龍が如く』といえばド迫力の喧嘩バトル。本作ではシリーズの簡単操作はそのままに、素手、一刀、宮本武蔵の代名詞でもある二刀などの“武器格闘スタイル”を自在に使い分ける新しい遊びをプラスしました。また、“経験値を積む”、“師から技を教わる”、“より強力な武器を入手する”などの他に、町や自然での発見で閃いて技を得る“天啓”など、新・能力強化システムを搭載。これらを極めることで誰もが“天下無双”の大剣豪になることができます。
●ミニゲーム、サブストーリーなどアドベンチャー要素も満載
本作ではミニゲームやサブストーリーなどアドベンチャー要素も当然充実。ミニゲームでは「チンチロリン」や「流鏑馬(やぶさめ)」など江戸時代ならではのミニゲームを多彩に用意しています。また、サブストーリーも100以上収録。京都の町を歩き回り、江戸時代らしいサブストーリーを探す楽しみも更に強化されています。そして、遊女との会話やお座敷遊びなども収録され、夜の祗園を満喫していただけます。
●ストーリー(序章)
かつてこの国には、人が人を殺すことで、己を極めんとした時代があった。
男達は己の剣のみを信じ、強さを追い求める。
だが世の中は“関ヶ原の戦い”を境に、大きく変わろうとしていた。
天下分け目と云われた戦いがもたらした安寧と平和。
それは男達から“剣という力”を奪い去ろうとしていた。
それから時は流れ、1605年。
徳川幕府という権力に統治された日本という国は、剣よりも金を必要とする国へと生まれ変わっていた。
金が剣より強い時代。
牙を奪われた男達は、かつての栄光を求め、泰平の世をもがき生きる。
激変した日本という国。
四方を壁に囲まれ、外界と隔離された色町。ここには人間の欲望と金が集まる。
女はその身で金を生み出し、男は金で夢を買う。
そんな欲望の町に、一人の男が生きる。
人呼んで“祗園の龍”こと桐生一馬之介(きりゅう・かずまのすけ)。
またの名を“宮本武蔵(みやもと・むさし)”。
掛廻(かけまわり)と呼ばれる遊廓や町の用心棒を生業とするこの男。
喧嘩と仕事には滅法強く、色を好む遊び人。
金さえ払えば、どんな仕事でも引き受けると言われるこの男の元に、ある日一人の少女が訪れる。
少女の名は“遥”。
汚れた風呂敷と一本の脇差を抱えた遥は、急な来客に戸惑う桐生に対し、こう言うのだった。
「宮本武蔵を殺してください。
一人の少女の儚くも強い願い。
遥はわずか一両の金と引き換えに自らを遊郭に売ってしまうのだった。
その一両で、桐生に仕事を引き受けてもらうため……
桐生が少女から受けとった“一両”。
それは彼の人生、そして“関ヶ原”に隠された陰謀に繋がっていく……
桐生はかつての自分、“もう一人の宮本武蔵”という男の影を追いかけて、京の町へと飛び出していく。
●登場人物紹介
○桐生一馬之介(きりゅう・かずまのすけ)/宮本武蔵(みやもと・むさし) [声・黒田崇矢]
祗園で掛廻「龍屋(たつや)」を営む男。別名“祗園の龍”。
数年前、徳川家剣術師範の一人、丸目長恵の誘いを受け、関ヶ原の戦いへと向かう。
その関ヶ原での事件をきっかけに、自らの名を隠し生きる事に……。
現在は、京の色町“祗園”で、掛廻と呼ばれる仕事を営む。
少女・遥の依頼をきっかけに大きな事件へと巻き込まれていく。
○吉野太夫(よしのだゆう) [声・久川綾]
祗園で一番の揚屋・鶴屋に所属しており、「太夫」と呼ばれる最上位の格を持つ遊女。
数多いる遊女の中でも最も美しく、最も稼ぐ女。
遊び人として遊女に手をつける桐生とは、事あるごとに衝突するが……
互いに、互いの過去に踏み込めず、ちぐはぐな関係に。
○遥(はるか) [声・釘宮理恵]
単身祗園にやってきて、桐生に仕事を依頼する少女。
殺された家族の仇である宮本武蔵を殺して欲しいと願っている。
仕事を頼むために金が必要だと知ると、わずか一両の金と引き換えに自分の身を鶴屋に売ってしまう。
桐生を訪ねてきたとき持っていた“一本の脇差”が秘密を握る謎の少女。
○鶴屋の用心棒 伊東(つるやのようじんぼう いとう) [声・寺島進]
祗園一の大店である“鶴屋”で掛廻(用心棒)を務める男。
桐生にとって仕事の先輩でもあり、唯一無二の親友と言える人物。
常に桐生の動向を察知し、時に協力、時に重要な助言をしてくれる相棒の一人。
人懐こく、世話好きの伊東だが、桐生同様、祗園に来るまでに隠された過去が……。
○吉岡清十郎(よしおか・せいじゅうろう) [声・加藤雅也]
京随一の名門剣術道場として名高い吉岡家の現当主。
天才的な剣の才能を持っているが、何故か自ら剣から離れていってしまう。
現在は道場以外の稼業である“染色業”に力を入れ、道場には滅多に顔を出さない。
道場の繁栄を第一に考える実弟の吉岡伝七郎と、確執がある。
品行方正な言動で、武士らしい人物。
○祗園藤次(ぎおん・とうじ) [声・塚本高史]
吉岡道場の師範代の一人で、門下生の中でも一、二を争う実力の持ち主。
吉岡伝七郎を中心とした古参派閥の中心的な存在。
剣の腕は超一流だが、遊び人としても有名。毎晩のように祗園に通っては、遊女を口説いている。
遥の依頼を受け、手がかりを探す桐生を吉岡道場へ手引きするが、その行動には謎が多い。
○佐々木小次郎(ささき・こじろう) [声・松田翔太]
関ヶ原で武蔵(のちの桐生)の前に現れた若き最強の剣士。
端麗な容姿とは裏腹に、通常の倍はあろうかという長剣を駆使し、力で圧倒する。
武蔵の命を狙うも、武蔵の隠れた剣の才能を目の当りにし、強く興味を持つようになる。
宮本武蔵が桐生一馬之介として生きるきっかけとなった重要な人物。
○丸目長恵(まるめ・ながよし) [声・竹中直人]
1600年、関ヶ原の戦い以前に諸国を巡り、戦力となる剣士を集めていた徳川家の剣士。
当時、美作国で道場を営んでいた武蔵と出会い、彼を関ヶ原の戦いへと誘う。
だがその真の目的は謎に包まれている。
落ち着いた雰囲気、口調。礼節をわきまえながらも、言葉の節々に怖さを感じさせる。
武蔵を軽くあしらう程の剣の腕を持つ最強剣士の一人。
○謎の僧 [声・松方弘樹]
諸国を漫遊する僧。危機的状況の武蔵を救い、祗園へと導く。
僧でありながら、護身術に長け、剣士の攻撃をものともしない。
酒と女を愛する豪放磊落な性格で、色町にも詳しい。
この男との出会いが武蔵の人生を大きく変えていく。
製品概要
PlayStation®3『龍が如く 見参!』パック:44,800円(税別)
龍が如く見参! PlayStation®3 The BEST(2008年12月11日発売):2,800円(税別)
龍が如く 見参! PlayStation®3 the Best(2011年12月01日発売):2,000円(税別)
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