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その後、『アドバンスド ○○○○』という名前のソフトが何本か発売されましたけど、もしかするとそれは『アドバンスド大戦略』のせいかもしれません……。
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『アドバンスド大戦略』といえば、“待ち時間”の長さも有名ですね……。
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そうですね(苦笑)。あまりにもコンピューターの思考時間が長いので、マンガが一冊読めるとか、風呂に入ることができていい、とかいろんなことを言われたました。待ち時間の間に食事をしたり、洗濯をしたり、『アドバンスド大戦略』に生活のリズムを合わせて暮らしていたという人もいたと聞いています……(笑)
でも、PC版になって思考時間が短くなると、逆に「風呂に入る時間がなくなって困る」と言われてしまいました(笑)
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まぁ、思考時間についてはあれが当時の限界ですね。あれ以上は速くならなかったです。昔、将棋のゲームでもずいぶん長時間待たされるものがあったけれど、『アドバンスド大戦略』の場合は64×64のエリアを最大で256個のユニットがサーチしていくので、やはりこのくらいの時間がかかってしまうんですよ。
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「兵器の資料はもちろん原書なので、その国の言葉で読まなければならないんです。チェコ語とかロシア語とか……。辞書を引きながら読むんですが、そのうち辞書を引かなくても何が書いてあるのかわかるようになってきます(笑)」
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