インタビュー:長谷川勝弘(ディレクター)

P1 - P2 - P3 - P4 

リプレイコミック「長谷川さんとSDI」







─  2回遊んでいただいて、25590点と15250点……16年ぶりにプレイしてみての感想は?

■  面白いよね、ルールが単純で。今やっても面白いもんは面白いんだね。こういう手軽で単純なゲームが作りたいなぁ。マウスでも操作できそうだから、パソコンでもできるんじゃない?

昔のゲームで遊びたい気分になってきたなぁ。

─  『SDI』の海外版っていうのもありましたが、それも長谷川さんがディレクションしたんですか?

■  そう。タイトルが『GLOBAL DEFENSE(グローバル・ディフェンス)』になって、デモ画面には自由の女神がいない。エンディングも自由の女神は取っちゃって、ポコッとその部分が空いている。SOA(セガ オブ アメリカ)から、お達しがあったんです……。でも、せめて何か代わりのものを入れてほしいですよね(笑)。『SDI』との違いはそれだけかな。

長谷川さんとSDI

「1度やられるとパワーアップがしづらいんだよね。基本は敵に弾を撃たれる前に倒す!」
■  あ、タイトル画面に表示されている「PUSH START」を「PRESS START」にしなさいっていう指示がSOAからあったのもこの頃。英語として間違いだったらしいです……。

─  そういえば『SDI』には、“フリッキー”が登場しますよね。このあたりはアーケードで出てくるから、フリッキーが登場するんですか?

■  あぁ、あったねぇ! この辺はちょっと忠実に移植したんです。パーフェクトを取ると出てくるよね。

─  それから、アーケード版だと裏技で“フリッキーモード”というのがあって、自機をフリッキーにできたそうなんですが。

フリッキー

攻撃シーンでパーフェクトを取ると出現するフリッキー。
■  えっ、そうなんだ。……知らなかった。そ、そりゃはじめて聞いたね。

─  マーク3版でフリッキーモードがないのは、容量とかモロモロの問題かなっと思っていたんですが。もしかして…。

■  ていうか知らなかっただけ。知らなかったから入ってない(笑)。なんで教えてくれなかったんだろう……教えてくれたら入れたのに(笑)。

─  あの、そういえば今プレイされているのを見ていて思い出したんですが、マーク3版は“隠しボーナス(アーケード版では、一見何もない地表の特定の場所を撃つとボーナスが入る)”はないんですか?

■  隠しボーナス? 知らないです(笑)。僕の知らないボーナスは入ってないですもん。あは、あはははは。いやぁ参ったなぁ、隠しボーナスがないのは、…仕様です(笑)。
長谷川さんとSDI

「あの頃は開発も少人数でアットホームな感じでやってました。僕にとっての『SDI』は、そんな楽しい時代の思い出です。」

2003.1.14 セガ・取材室にて  




企画の人間がクリアーできないゲームを、世に出すのか!

トップページにもどる

おもいでがいっぱい(読者からの投稿メールより)