―― 2002年に、遊んでみての感想は。
オサール■魅力はありますよね、自画自賛じゃないんですけど。次に何があるんだろう、みたいな。
でも、もっと親切に作ってほしいよね、せめて得点の表示くらいはいつでも見えるように(笑)。
“プチコプター”などの乗り物は今でも大好きなんですよ。だから自分がゲームデザインするなら、やはりいろんな乗り物を入れると思います。実際にその後の『ファンタシースター』では何種類かの乗り物を登場させていますしね。
―― もしも、今、この作品をリメイクするならば、どのような形のものになりますか?
オサール■リメイクでも新作と変わらないものになるでしょう。リアル『アレックスキッド』なんかがいいと思います。主演はケイン・コスギ(笑)。モーションキャプチャを使い、表情もリアルにした主観視点のアクションアドベンチャーゲームです。
『少林サッカー』みたいなノリで敵をなぎ倒していくやつなんですね。タコもテンタクルス(巨大ダコ)みたいなやつが、ウワーって襲ってきたりね。そうなると、すごい世界観のゲームになるよね、なんでカエルに負けるんだろう、みたいな。
PS2で目標50万本。2年がかり、制作費5億円でいかがでしょうか(笑)。
|
|
どこかで見たことのあるポーズで決めるオサールさん。
|
|
|
『ウッディポップ 新人類のブロックくずし』
(MK3・1987年)
「タイトーの『アルカノイド』が金属質だったので、うち(セガ)は木質でいこう、って。単純なもんですよ(笑)。
はじめてパドルコントロールで遊べるゲームで、“ブロックくずし”という形が決まっていたので3ヶ月くらいで完成しました。
気に入ってるのは、ボールがくっつく機能と、ボールが燃えてしまうところ。プレイヤーが火の玉を受けると、燃えちゃうっていうのをやってみたかったんです。あの瞬間に、みんなの目が点になっちゃう。それを見たいがために入れました(笑)」 |
|
|
ウッディポップがネットで遊べる!
上のバナーをクリック! |
|
|