セガを含めて同時期に登場したアーケードゲーム(※)と比較した場合、『SDI』には派手な演出や巨大なボスなどはなく、どちらかといえば“寡黙で渋い”ゲームであったが、独特の操作方法、リアルなグラフィック、細かな点数稼ぎによる全国のハイスコアラー達の争いなど、そのストイックな内容で根強いファンを獲得している。
また、同年にアルファレコードより発売されたLPレコード「セガ ゲームミュージック Vol.3(収録タイトル:アフターバーナー、エイリアンシンドローム、スーパーハングオン、SDI)」に収録されていたことから、音楽がきっかけで『SDI』を知った人も多い。
家庭用ゲーム機への移植は、マーク3・マスターシステム版のみで、現在は携帯端末用のコンテンツとして『セガエイジス:モバイルSDI』が登場。手軽にSDIを楽しむことができる。
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(※)1987年は、各社からシューティングゲームが数多く登場した年でもあった。
・アフターバーナーII(セガ)
・ドラゴンスピリット(ナムコ)
・R-TYPE(アイレム)
・ダライアス(タイトー)
─ 等々
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