マーク3・マスターシステム以前のカートリッジに対してコンパクトになったメガドライブ専用カートリッジ。カートリッジ側面の溝は、ゲームを遊ぶ際にメガドライブ本体の電源と連動して動作するロック機構のためのもの。これにより電源が入った状態ではカートリッジが抜けないようになっている。(メガドライブ2では、小型化を実現するためにロック機構は排除されている)
容量は2M〜40Mまで存在し、大容量カートリッジはズシリと重みを感じるほど。ゲーム業界におけるソフトの大容量化に伴う価格の高騰は、後にメディアをロムカートリッジからCD-ROMへと移行させていく要因のひとつとなる。
メガドライブソフトには独自形状のカートリッジも存在する。3D演算を行なうカスタムチップ(SVP:セガ バーチャ プロセッサー)を搭載したカートリッジ(『バーチャ レーシング』)や、そのままでも遊べて対象ソフトを装着させることにより遊びの幅が広がるロックオンカートリッジ(『ソニック&ナックルズ』)が登場し、一部ソフトライセンシーも独自形状のカートリッジを採用することでメーカーのカラーを出していた。
|
|
|
|