#01 三船 敏

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セガのゲームを作る、あんな人、こんな人。

どんな人が、どんなことを考えて、セガのゲームは生まれるのか?

それぞれのクリエイターが持つ“こだわり”や“発想”、開発中に起きるエピソードなど、普段はなかなか聞けないことを、直接会って聞いてみよう! というこのコーナー。

第1回となる今回は、アーケードで人気のサッカーゲーム『バーチャストライカー』シリーズのプロデューサーとしておなじみ、BINちゃんこと三船 敏 氏(アミューズメントビジョン)に、先日ゲームキューブで発売された最新作 『バーチャストライカー3 ver.2002』 の話題を中心にお話を伺いました。


三船 敏(みふね・さとし)

(株)アミューズメントヴィジョン取締役
『バーチャストライカー』シリーズ プロデューサー

1967年生まれ。O型。
最近ハマっているものは、ボール蹴りと読書(宮本輝)。

代表作品は、『バーチャストライカー』シリーズ、『バーチャNBA』、『GPライダー』、『ターボアウトラン』、『ダイナマイトダックス』など。


『バーチャストライカー』をプレーする人々

―― 『バーチャストライカー』を支持しているユーザー層は、どれくらいの年代の方が多いんですか?

三船■『バーチャストライカー』を支持してくださる方々は、アーケードではけっこう年齢層は高くて、背広着たサラリーマンの方々も多いですね。それからサッカーという題材からインストラクションを読まなくても遊べるので、外人のプレイヤーも見かけますね。

そういえばスペースワールドという任天堂さんのイベントにゲームキューブ版を出展したんですが、父親と小学1年生くらいの男の子が対戦していたんですよ。男の子の身長はモニターにまでも届かなくて、見上げるようにして必死にやってるんですね。
 それで試合の中身を見てみたら、前線にボールを放り込むんだけどそれ以上前には選手いないよ(笑)、って感じの単調なプレーの繰り返しだったんです。やっぱり小学生だったら、こんなもんなのかなって思ってコントローラー見てみたら、実はその単調な攻めをしてたのは父親だったんです。男の子がボール持ったら、ディフェンスラインでボールまわして組み立ててました! あれは驚きましたね(笑)。

低年齢層のほうが大人よりゲーム知ってることも多いですから、ゲームキューブだからといって低年齢層を過剰意識しすぎずに、わかりやすい表現を選んだほうがいいと思いますね。逆に大人のほうに気をつかったほうがいいのかも(笑)。



2001年8月26日開催「任天堂スペースワールド」出展の様子
―― そういえば、最近ハマっているのは “ボール蹴り” ということですが(笑)、三船さんは子供の頃からサッカーは、やっていたんですか?

三船■中学校と高校の1年くらいまでサッカー部で、中3のときはレギュラーで試合出てたんですが、最後の大会の試合で外されてしまいました……。
 それからセガに入ってからは、社内のサッカー同好会に入会しました(笑)。 もちろんユニフォームもあって、当時のイタリア代表のレプリカでした(笑)。
 今は近くの公園で子供とサッカーボールを蹴ったりして遊んでいるんですが、子供があきちゃってもひとりでボール蹴ってますね(笑)。



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