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Vol.59

06.12.21 更新

次世代ハードで再現される「ソニック」たちの大活躍!
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』

12月21日に発売されるPS3、Xbox360『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』。「ソニック」誕生15周年となる今年、次世代ハードで登場するシリーズ最新作。今回は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』プロデューサーの雲野さん、ディレクターの中村さんに話をうかがいました。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』プロデューサー

雲野 雅広(くもの まさひろ)

1992年にセガ入社。DC『ソニックアドベンチャー』、DC『サクラ大戦3』のムービー作成を担当。また、PS2『Shinobi』、PS2『Kunoichi』、では統括ディレクションを担当し、DS『赤ちゃんはどこからくるの?』ではプロデューサーを務める。


『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ディレクター

中村 俊(なかむら しゅん)

1997年にセガ入社。『ソニックR』、『ソニックアドベンチャー』に参加後、『サンバDEアミーゴ』、『ジャイアントエッグ』などのディレクターを務める。


ソニック・ザ・ヘッジホッグ

ソニック、シルバー、シャドウが織り成す奥の深いストーリー!

Q

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』について教えてください。


 

[雲野]
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は、1991年7月にメガドライブ用タイトルとして発売された作品です。簡単な操作でスピード感が味わえ、様々なギミックが詰めこめられたステージを用意。「ソニック」のクールなキャラクターも評価され、日本だけでなく世界中のゲームユーザーに受け入れていただけました。その「ソニック」が、15周年という記念すべき年に、次世代機で登場します。

今回のPS3、Xbox360『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』では“原点回帰”をテーマとしており、全体をもう一度見直して、良いところをさらに楽しめるようにし、ユーザーから指摘された点は改良してお届けしたいと思って開発しました。それらによって、「ソニック」シリーズの集大成とも言える内容になっています。

▲スピード感溢れるアクションももちろん健在。ハイテンポで画面が切り替わっていくステージも多い。

▲タウンステージでは、街の人の会話からヒントを得られることも!? さらにミニゲームや競争なども楽しめる。



Q

次世代機だからこそ再現できたポイントを教えてください。


 

[雲野]
プレイステーション3、Xbox360という次世代機によって、ゲーム中の表現がさらにリアルになりました。オブジェクトの質感、物体の挙動など、今までの「ソニック」シリーズに比べると、かなり現実世界に近いものになっています。また、ゲームの舞台が今までのファンタジックな世界観から、今回は現実風のリアルな世界観になっています。それによって、さらなるスピード感をユーザーのみなさんに味わってもらうことができたと思います。

[中村]
次世代機だから実現できた要素としては、「物理演算エンジン」の採用が挙げられます。「物理演算エンジン」を使って物質の動きなどをシミュレートすることで、現実に近い動きや表現ができるようになりました。これまでのアクションゲームでは、「このステージではこのように操作すればクリアできる」といった単純な“パターン”を形成することができました。しかし、PS3、Xbox360『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』では、ユーザーの動きによって物体のリアクションが細かく変動するため、より奥の深いゲームを楽しむことができます。

さらに、それを活用したのが新キャラクターの「シルバー・ザ・ヘッジホッグ」です。彼は超能力のサイコキネシス「ESPアクション」で物体を操ることが可能で、そのアクションを再現するために「物理演算エンジン」を活用しています。「シルバー」でプレイすれば、次世代機ならではのアクションをわかりやすく楽しめるのではないかと思います。

▲物や敵が壊れるシーンでも物理演算エンジンは使用されている。重力や壊れる方向などでその動きは無限のバリエーションに。

▲物体を自在に操るシルバーの「ESPアクション」。従来のゲーム機では表現が難しかったアクションも、最新技術で再現されている。



Q

新キャラクター「シルバー」など、登場キャラクターについて教えてください。


 

[雲野]
「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」「シルバー・ザ・ヘッジホッグ」の3キャラクターがメインとして登場します。また、「テイルス」「ナックルズ」「エミー」「ルージュ」「E-123 オメガ」「ブレイズ」も登場し、ステージによってはプレイヤーキャラとして操作することもできます。

▲ピコピコハンマーを振りまわし、大活躍するエミー。その他おなじみのアミーゴキャラたちも健在。

▲操作方法は各キャラクター毎に異なる部分も。テイルスなら、空中でシッポを使って一定時間浮遊することができる。



Q

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のストーリーについて教えてください。


 

[中村]
PS3、Xbox360『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は、「ソニック」「シャドウ」「シルバー」の3キャラクターそれぞれに個別のストーリーが用意されています。メインのストーリーは、不思議な力を持つソレアナ王国の王女「エリス」を「Dr.エッグマン」が誘拐するところから始まります。

「ソニック」のストーリーでは、「Dr.エッグマン」の計画を阻止するため、王女「エリス」を助けようと冒険に出ます。その途中、突如「シルバー」による攻撃を受けた「ソニック」は、様々な運命が複雑に交差する戦いへと赴きます。

「シルバー」は、『災厄の炎』によって滅ぼされた未来の世界から「ソニック」のいる時代へとやってきます。「シャドウ」に似た姿の「メフィレス」によって、未来が滅んだ元凶が「ソニック」だと知り、世界を破滅から救うために「ソニック」と戦うことになります。

「シャドウ」は、連邦政府の依頼によって、エッグマンの基地へと潜入し“闇の帳”を持ち出そうと試みます。途中、誤って“闇の帳”の封印が解けてしまい、「シャドウ」はそれによって出現した「メフィレス」によって未来に飛ばされてしまいます。

[雲野]
プレイヤーは各ストーリーを自由にプレイすることが可能です。そして、これらみっつのストーリーをすべて進めることで、「あの時、シルバーは何故攻撃してきたのか」「あの後シャドウはどうなったのか」など、ひとりのストーリーでは語られなかった部分を知ることができます。それぞれをクリアしていくことで、ひとつの大きな物語が完成していきますので、ぜひ全部楽しんでいただきたいです。


▲それぞれが個別の目的のために冒険するが、複雑な糸がやがて一本にまとまっていく。エリスを助けるソニック、ソニックを追うシルバー、未来に飛ばされたシャドウ、三人はどのような決着を迎えるのか?


Q

「ソニック」がゲーム中に出会う「エリス」について教えてください。


 

[雲野]
「ソニック」がまるで現実世界にいるようなイメージでPS3、Xbox360『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を開発しました。これまで「ソニック」はゲームで“人間”と接することはありませんでしたが、“人間”である「エリス」と接することで「ソニック」がどう考えるのか、どう行動するのかが面白さのひとつだと思います。

また、「エリス」も「ソニック」と出会うことで、少しずつ変わっていきます。ストーリーを進めることでどのように変わっていくのかも、ユーザーのみなさんに楽しんでいただきたいです。「ソニック」だけでなく、「エミー」などほかの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズのキャラクターとのやりとりも面白いと思います。


▲今作のヒロイン、ソレアナ公国の王女エリスは、ソニックとの出会いによって心が変化していくエリス。ゲームでのソニックとのやりとりも重要だが、他のキャラクターとの絡みも注目。エリスを狙うエッグマンの目的とは? ソニックは困難をどう切り抜けるのか!?


Q

最後にメッセージをお願いします。


 

[中村]
15周年という素晴らしいタイミングで、次世代ハードで発売することができました。長く楽しめるゲームですので、ぜひリアルに再現されたカッコイイ「ソニック」を楽しんでください。


 

[雲野]
「ソニック」「シルバー」「シャドウ」と、キャラクターによって特徴を活かしたステージを用意しました。「シャドウ」なら車に乗って疾走する、「シルバー」ならサイコキネシスでモノを動かすなど、様々な楽しみ方ができます。また、それぞれのステージを、次世代ハードの限界に挑戦したかのような凄いグラフィックで構成しています。「今後のゲームはこうなる!!」と思えるようなゲームとして作りましたので、堪能していただければと思います。


『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』

2006年12月21日(木)発売¥6,800(税込¥7,140)