TIGER I


キングタイガーができるようになればTIGER Iに挑戦してみましょう。
キングタイガーと並んで有名なドイツ戦車であるTIGER Iはデビューが1942年と早いこともあり、活躍の機会も多かったのでキングタイガーより幸せな生涯を送りました。
特に見晴らしのよい東部戦線では、88mm砲の遠距離砲撃を活かしてT-34をアウトレンジで多数スクラップに。
コストと量産性と整備性と輸送能力(その他もろもろ)を無視すれば、もっとも活躍した戦車といえるかもしれません。(若干ひいきしています)
ごっつい重装甲。傾斜装甲を小バカにしたような箱型のボディ。まっすぐと延びた太い砲身。
異論はあるかもしれませんが、TIGER Iはもっとも男らしい戦車であると断言できます。
カラーリングはSS第102重戦車大隊。ちなみにノルマンディでボロボロにされました。(全車破損)戦力はやはり数が物を言うのでしょう・・・。(合掌)


〔1〕最初は足回りから組み立てます。
キングタイガーと構造は違います。転輪の台座を写真のように折り曲げ、切り出した転輪をつけていきます。


なお転輪は千鳥足転輪の立体感を出すために貼り付け用の転輪には筒を用意してありますが、無理をせず厚紙で代用した方が無難です。起動輪と誘導輪は筒状にした軸に貼り付けます。(なお、軸は厚い方が起動輪用です)

〔2〕履帯は写真のように組み立てます。
キングタイガーと異なり内側はじかに履帯の端同士を貼り付けます。この際よくしごき曲げをしておかないと歪んでしまいます。
履帯の内側が完成したら、外側を貼り付けます。
(詳しい説明はキングタイガーを参照してください)

〔3〕胴体の組み立て
細部にいたるまでよく筋押しをしてください。
切り出す前にターレットリングが収まる部分に穴をあけ、押さえの部分を内側に曲げておきます。
写真を参考にして組み立てます。
箱型のがっちりとした雰囲気を出す為に、胴体の中間に補強板が構成されています。
まず下半分を組み立て、補強板で固定したら、上半身を組むようにすると形状が出しやすくなります。
上半分側面ののり代はフェンダーではありません。内側に折込み補強板に貼り付けます。
ターレットリングの穴からピンセットで加圧するとしっかりと固定できます。

歪みが出ているようなら、のりが乾く前にピンセットで矯正しておきます。

〔4〕砲塔の組み立て(その1)
まずターレットリングを組みます。砲塔の裏部分のパーツに貼る際は真円になるように注意してください。のりが半乾きの状態で、胴体に一度はめてみます。うまくはまらない場合はターレットリングを矯正するか、胴体の穴を広げてください。

〔5〕砲塔の組み立て(その2)
写真を参考に組み立てます。ドレスアップパーツ(脱出ハッチなど)は組み立てる前に貼った方が加圧しやすいのでお勧めします。
ただし、コマンダーズキューポラなど、壊れやすいパーツはこの時点でつけないで後回しにします。

なお、側面装甲の主砲防盾が付く部分は装甲厚を表現する為に写真のように内側に折り曲げます。(面倒な人は切り落としてもかまいません)


〔6〕砲身の組み立て(その1)
キングタイガーと構造は違いますがコツは一緒です。
まず十分しごき曲げを行った砲身に細い棒を当てゆっくりと形を作っていきます。
ある程度形が出たら、親指と人差し指の間にはさみ、転がしながら少しずつ細くしていきます。のり代が見えなくなったらOK。針先などで端に少しだけのりをつけ、さらに形を整えます。

砲身が完成したら、同じような作り方で砲身のカバーを巻いていきます。(都合3回の繰り返し)

〔7〕砲身の組み立て(その2)
砲身が乾いたらマズルブレーキを取り付けます。
写真を参考にマズルブレーキを組み立ててください。
まず、砲身の先端にマズルブレーキの根元を巻きつけます。次にラッパ形状になるようにカバーを巻き、のりが乾いたら蓋をします。
筒状にした砲身の先端を蓋の中心になるようにを貼り付けます。(かなり面倒です)


〔8〕主砲防盾(その1)
今回のTIGER Iで一番悩んだ部分です。非常に細かいのですが、この部分はイラストで済ますとTIGER Iらしくなくなってしまうのでがんばって組み上げてください。
まず主砲防盾を潰れないように注意しながら箱形状に組み立てます。(中に1ミリ厚程のスペーサーを入れるといいかもしれません)マウントベースは上下の向きに気をつけて主砲防盾に貼り付けます。(組み立てる前にマウントベースのセンターに凹みをつけておくと後で砲身をつけるとき固定しやすくなります)
砲身は主砲防盾に垂直になるように固定します。


〔9〕主砲防盾(その2)
砲身をつけた主砲防盾を砲塔に固定します。
この際、砲塔前面にベタ付けするのではなく側面だけにのりをつけ、少し浮かした方が雰囲気が出ます。のりが乾く前に主砲防盾ごと砲の仰角を調整しておきます。

〔10〕コマンダーズキューポラ
ここもキングタイガーよりリアルな分、複雑で面度です。写真をよく見て組み立ててください。
ペリスコープ(覗き窓)は本来なら写真のように下向きの「コの字」状に折り曲げたいところですが、無理なようでしたら側面は切り落としてください。

なお、防弾板(手すりではありません)はのり代を内側に曲げ、ペリスコープの上に一箇所ずつ貼りつけます。
(面倒なら省略してもいいでしょう)

〔11〕仕上げ
履帯や排気管、前方機銃等小物を貼り付けます。コマンダーズキューポラは向きに注意して貼ってください。
前方機銃は写真のように先の丸い細い棒(つま楊枝の根元など)で半球状になるように形を整えます。
排気管はカマボコ状にしたカバーの中にのり代を利用して少し浮くような形で固定します。
防盾(車体前面装甲板)は鋼板の厚みを表現する為、側面を全て内側に折り込むと雰囲気がアップします。面倒な人は切り落としてもかまいません
操舵手用ペリスコープは写真のように曲げ、丁寧に(潰れないように)貼り付けます。
本体サイドに取り付けるフェンダーは曲げ部分が細く、しかも長いので切り出す前にしっかりと折り、そのあとに切り出したほうが綺麗に出来ます。


〔12〕本体に印刷されているイラストにあわせてドレスアップパーツを貼り付けると完成です。
砲塔側面の予備履帯は、上手く作る自信が無い場合は諦めましょう。(私は諦めました)


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